王様の耳はロバの耳

お別れの日

お別れの日が近づいているお宅に伺うことが多いのですが、いつも早くその場を逃げ出したい気持ちになります。
残された貴重な時間と力を全部自分のことだけに使っていただきたいのに、つまらない調査のためにその時間を割いて、無駄な気を使わせてしまうのがとても申し訳ない気持ちです。
ほとんどを家族に聞き取るのですが、家族も淡々と介護の状態をお話してくださいますが、複雑な気持ちでしょう。何も言ってあげられない無力さを感じ落ち込みます。

動くのもつらいでしょうに、それでも助けを借りないでゆっくり着替えたり身だしなみを整えたり、自分のことを行っている、もっと助けを求めたら良いのに、と家族の方からお聞きすることが多いです。
そばで見ているご家族にとっては、つらく歯がゆいことでしょう。でも本人にとっては、自分のことができなくなる時はお別れの日だと分かっているのだと思います。

ご家族に見守られ、お互いに遠慮しあったり、心配しあったりしながら、それでもゆっくりお別れできるのは幸せなことだと思いました。
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by tomo3275 | 2011-03-11 08:12 | 仕事 | Comments(0)

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