王様の耳はロバの耳

第2回それからの人形たち展 終了しました。

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第2回それからの人形たち展 終了しました。たくさんのご来場ありがとうございました。

出品された皆様、コヤーラのスタッフの皆さま、大変お世話になりました。本当にありがとうございました。

無事に作品も家に帰ってきました。2年ぐらい居間で場所を取っていた御爺さまなので、いつしか愛着と安心感さえ生まれていましたが、箱に戻って頂くことになります。今度はいつ日の目を浴びれるやら。

この老人人形は木が朽ちていくように老いていくものを作りたいと思って作り始めました。仕事でお年寄りと関わっているので、毎日毎日お年寄りの不安な気持ちや病気の事、何もできなくなっていく悲しさ、ただ死を待っているような無為な暮らしを聞かされ、自分も含めた老いや死を身近に感じています。

最初はどこまでも枯れて生命力もないものと考え、もっと暗くカサカサの作品にしようかと思っていましたが、自分の中で却下されました。

私が訪問する方の中には100歳を過ぎても人形を作り続けている方、絵を描いている方もいらっしゃいます。今は出来なくても若いごろの作品を飾っているお宅も多く、自分の思い出や誇りが生きる力になっているのだと思いました。

歳を取ることがただ悲しいとか不安とかそれだけの気持ちを表現したくなかったので、希望の灯が感じられるような作品にしたいと思いました。大切な思い出や、今ある小さな幸せをたくさん感じて欲しいという願いも込めています。


顔は2年前に作り始め、やっと完成しました。それだけ1作を作るのに時間がかかり、作り始めた気持ちを覚えているのが難しくなってきます。展示の頃にはその気持ちを忘れてしまい、「なぜ老人なんですか?」と聞かれると、答えに詰まってしまう自分が情けないやら・・・

しかし今回は衣装が大変だった・・・・!
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by tomo3275 | 2015-11-23 10:21 | 人形 | Comments(0)

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